私は別に志摩子のことを嫌っているわけではない。

―――では何故彼女を遠ざける?

 遠ざけている訳じゃない、ただ一歩引いているだけ。それがかつての過ちを繰り返さない為の教訓であり、お姉さまからの最後のアドバイスなのだ。

―――本当に一歩引いているだけなのか?必要以上に引き過ぎではないのか?

 ノーコメント。だって栞の時とは状況が違うし、何より志摩子は栞とは違う。それに自惚れかもしれないが今の状況がお互いの一番適した距離だと思う。

―――なら志摩子の気持ちを考えているのか?志摩子が現状に満足していると断言できるのか?

 前者はノーだろうね、でも後者なら多分イエスかな。私は相手の気持ちを察すのは苦手だ。少なくとも私が思い入れの強ければ強いだけ………出なければ栞をあそこまで追い詰めなくてすんだはずだ。

―――では後者がイエスといえる根拠は?

 蓉子に言われるまで気付かなかった………と言うより目を背けてただけだけど志摩子は私と同じタイプなのだ。同じ脆い一面をもつ者同士だからこそ分かる、志摩子も今の状況に心地良いものを感じているはずだと。ただ先ほども言ったけど私は基本的に相手の気持ちを察するのは苦手な人間だ。だから本音を言えば『多分』の粋は出ないだろうね。

―――志摩子と今の関係をいつまで続けていくつもりなのか?

 いつまでなんだろうね。少なくとも来年の三月には私は卒業、だから長くてもこの一年のみだね。でももし志摩子が誰かの妹になるのならそこまでだろうね。

―――では志摩子がほかの誰かの妹になってもいいと?

 それを決めるのは私じゃなく志摩子が決めること。だから志摩子が誰の妹になろうと私には関係ないよ。

―――もう一度問うが本当に志摩子が誰かの妹になっても後悔しないと?

 くどい、私は妹なんて作る気はない!!

「白薔薇さまにとって私はその程度の存在なんですね」

 志摩子!?

「さようなら、白薔薇さま」

 待ってくれ、志摩子!私は本当は、本当は………!!




………………………………………………………



………………………………………



……………………




「志摩子!!」

 伸ばした手は望むものを掴めず空を切る。そして先ほどまでの光景からいつもの自室に変わっていることに気付く。

「夢………か。なんて夢を見てんだろうね」

 夢と解れば次第に意識もハッキリしてくる。所詮夢なんて荒唐無稽なもの、いつまでも引き摺るなんてナンセンスである。

「まだこんな時間じゃないか。だったらもう少し寝よう」

 だが一度ハッキリ目が覚めてしまえば中々寝付けないもの、布団の中に潜ったところで無為な時間が過ぎるだけである。むしろする事も無く時間だけが過ぎていくぶん考えたくなくとも先ほどの夢を思い出してしまう。

「志摩子………」

 妹なんて作らない、その考えは変わってはいない。聖にはお姉さまとして妹を導いて行く自信が無いのだ。

『いい?あなたはのめり込みやすいタイプだから、大切なものができたら自分から一歩引きなさい』

「お姉さま、同じ失敗は二度としません。蓉子にお小言を言われ続けたり江利子にまで変に気を使わせてたあの頃のような失態は………」

 だがかつての轍を踏まないこと、そしてお姉さまの助言が妹を作らないこととイコールでないこともまた事実である。

『もし恩返ししてくれる気持ちがあるなら、別の誰かに返してちょうだい。―――そうね、あなたの未来の妹にでも』

「まったくお姉さまにも困ったものだね、何だってあんな相反する遺言を残すかな〜」

 だが文句を言いながらも不思議と嫌な顔一つしない。何故ならお姉さまのそんな所もひっくるめて惹かれていたのだから。

「思えば始めてあった時から私はお姉さまにいいように振り回されてたからね」

 今を去ること二年前、まだ聖が荒れていたころだった。

『あなた、佐藤聖さんね。ちょっと付き合ってもらえないかしら?』
『そうですけど何故私が付き合わないといけないのですか?』

 突然見知らぬ人に声をかけられ、身構えてしまう。見たところ上級生のようだが、だからといって素直に言われた通りに従うほど可愛げのある人間ではないのだ。

『理由は主に二つ、一つはあなたが水野蓉子さんと親しい間柄だから』
『別に蓉子と親しくは無いわ』
『でもあなたも彼女も『さん』じゃなく呼び捨てで名前を呼び合っているじゃない。それにあなたの性格を考えれば本当にどうでもいい存在なら相手にしないどころか名前すら覚えようとしないんじゃないかしら?』

 いくら上級生とは言え初対面相手に随分な言い方である。だがそれ以上に言っている事があながち的外れではないのが余計に癪に障る。

『やっぱり他を当たってください。優等生な蓉子の事が知りたいならクラスメイトに聞けば誰でも答えてくれますよ』
『蓉子さんのことが知りたいだけならそれも良いでしょうね』
『だったら___』
『でも私はあなたのその顔が気に入ったわ。だから蓉子さんのことを口実に私の傍に置いておきたい。これではあなたを選んだ理由にならないかしら?』

 聞けば彼女………白薔薇のつぼみは蓉子に興味を持った紅薔薇のつぼみの為に彼女に親しい子に蓉子の事を聞こうとしたらしい。だがこれでは………

『あなたにとって蓉子のことを知る事と私を傍に置きたいという考え、どっちが本命なんですか?』

 自分でも随分自意識過剰な事を言っていると思った。だが目の前の彼女がおべっかを使っているようには見えなかった。

『建前上本命は蓉子さんの方ね』

 食えない人だと思った。だがそれ以上に私の顔を気に入ってもらえたという事に満足している自分に気づく。

(やっぱり私は捻くれ者なのかな。普通の子なら外見でものを言われるよりもっと内面的なものを見てもらいたいはずなのに、『顔が気に入ったから』その一言で喜んでしまうなんて………)

『だから私の傍にいなさい』
『それはいつまでですか?』
『そうね、さしずめ私が卒業するまで………かしら』

「結局あの後すぐにお姉さまの妹になったのよね」

 そしてその後蓉子だけでなく江利子まで山百合会に仲間入りしたのだから色々あったのは言うまでないだろう。

「聖、休みだからっていつまでも眠っていないで受験勉強でもしたらどうなの」

 部屋の外から母のお小言が飛び思わず顔を顰めるが何気に見た時計で更に顔を顰めることになる。

「………間違いなく遅刻だね」

 時計の針はデートの約束の時間の30分前、今からどんなに急いでも遅刻は免れない状況なのだ。

「この際デートをパスしちゃ………不味いよね、色んな意味で」

 蓉子からのお説教、祐巳たちからの非難の眼差し、そして志摩子を悲しませてしまうであろう結末、どれをとっても好んで受けようとは思えない結末である。

「結局私には悩む暇すらないのね」

 どれだけ悩み苦しもうとも運命という名の歯車は聖に決断を強いている。そしてこれが一つの転機であることに否応なしにも感じずにはいられなかった。







          ◇   ◇   ◇







(さて、これからどうしたものかな)

 あれから多少なりとも急いだとは言っても聖は約束の時間には間に合わなかった。だが待たされていた志摩子はそのことを非難するわけでもなくいつも通り接するだけだった。

(遅刻ぐらいで機嫌を損ねるとは思えないけど、一応ここはお詫びを兼ねて機嫌をとるべきなんだろうけど………)

「じゃ、行こうか」
「はい」

 普段からロクに会話をしなかっただけにこう言う時適当な言葉が出ないのだ。せめて遅刻という罪悪感が無ければ多少なりとも会話ができたかもしれないが、自業自得である以上考えるだけ無駄である。

(しかもよくよく考えるとデート自体何するか全く考えてないのよね。これが由乃ちゃん辺りなら自分からエスコートしてくれそうなんだけどね)

 志摩子が自分からエスコートする姿を考えてみるがちっとも想像がつかなくため息を漏らす。

「何か見たい映画とかある?」
「白薔薇さまの見たい映画で構いませんわ」
「………………………」

 駄目元で映画鑑賞を誘ってみるが志摩子がこの劇場で上映中の映画に興味を持てなそうなのは一目瞭然、しかも聖自身正直眠ってしまいそうなポスターである。

(って、何だよ『刑○所の中で』って。適当に誘ったとはいえこんな訳の判らないものを誘ったのか………)


「白薔薇さま?」
「映画はやっぱりパス、それよりもうちょっとその辺を歩こうか」

 早くも自爆してしまい、結局散歩という名の現状維持にとどまってしまう。

「………………………」
「………………………」

(だ、駄目だ。やっぱり会話が弾まない。と言うか会話自体できてない………)

 どんなに会話はなくとも互いがそこにいる、それだけで十分だった。たとえ聖が志摩子の担当になった時でも、である。だが今は二人っきりという状況が原因か、何かをしなければと言う思いに駆られてしまう。

(そもそも志摩子は一体何を考えているんだ?遅刻をしたことに不満を漏らすでもなく、行き先の定まらないこの散歩にも文句一つ言わず黙ってついて来る。はっきり言って私にはこの状況は針の筵、志摩子にとっても好ましくない状況には違いないはずじゃないか)

 だが志摩子は何も言わない、思うことがあるのだろうがそれを表に出そうとしないのだ。

(こんな事なら祐巳ちゃんのことを好きになれば良かったのに………そしたらここまで自分の気持ちに悩むことはなかったのに………って、あれ?)

 そこまで考えて初めて自分の気持ちに、今まで必死に誤魔化し隠してた気持ちに気付いてしまう。

(そっか、どんなに否定してもやっぱり私は志摩子のことが好きなんだね。でも………)

 志摩子が好きだということを自覚したからといって悩みが解決されるわけではない。むしろ好きだからこそ中々前に進めないのだ。

(蓉子や江利子は志摩子を私の妹にする為に祐巳ちゃんと由乃ちゃんを巻き込んだ。それに乗せられるのは正直癪だし、お姉さまとの約束がある手前これ以上のめりこまない方がいいんだ)

「そうだ、確かこの辺に私のクラスで評判のいいアイスの露店があるんだけど………あ、あれかな。ちょっと買いに行ってくるけど何か希望ある?」

 そして自身の気持ちを隠す為、必死に『ただの上級生』を演じようとする。『ただの上級生』でいればかつての轍を踏まないですむからだ。

「え?アイスですか、でしたら抹茶があれば抹茶でお願いします。なければ白薔薇様にお願いします」
「じゃあそこのベンチで待ってて、ちょっと並ぶことになりそうだから」

 遠目では分からなかったがアイスの露店は思いのほか人が並んでおり、すぐに買える様子ではなかった。

(まだ夏に入る前でよかったよ。これが夏場だと待っている間にアイスじゃなくこっちが溶けそうだよ)

 待つこと十数分、ようやく買えたものの抹茶を含め主だった物はすでに売り切れており、結局ストロベリーとコーヒーの二つを買うことになった。

(個人的にはコーヒーの方がいいんだけど志摩子にストロベリーってどうなんだろう?)

 そして志摩子が待っているだろうベンチに向かい始めたその時だった。

「………困ります」
「………いいだろ」

(ん、あれは?)

 体格のガッシリしたいかにも体育会系の二人が志摩子を口説こうとしていた。ほんの十数分とは言え志摩子ほどの美人が公園のベンチで一人でいたのだ。ある意味当然といえば当然の展開であある。

「待ち合わせしているってさっきから来る様子ないじゃないか」
「だったら俺たちといいことしようよ」
「ですが………」

 見たところ志摩子が断っても引く気がないらしく、このまま静観していられないようだ。

「お待たせ、志摩子」
「白薔薇さま!?」
「それじゃあもっと静かな所にでも行こうか」
「ちょっとちょっと、俺たちを無視して彼女を連れて行かないでくれないかな」

 志摩子の手をとり、早々にこの場を後にしようとするが男たちは見逃す気はないのか聖の前に立ち道を塞ぐ。

「もしかして彼女だけ口説いてたから妬いちゃった?なんだったら君も一緒に来る?」

(ちっ、しつこいやつらだね)

志摩子、合図と同時に走るわよ」
「え?」
「ねぇお兄さんたち、今私の手にアイスがあるよね。このアイス見た感じではストロベリーとコーヒーに見えるけど実は今流行のある物なんだけど何か解るかな?もし解れば付き合ってあげるよ」
「おいおいマジかよ」
「ただしチャンスは一回限り、なんだったら香りを嗅ぐ位はOKだけどどうする?」
「じゃあ試してみるかな、お前はそっちの方を調べてみてくれ」
「どれどれ」

 二人がアイスをよく見るため、そして香りを嗅ごうと顔を近付けたその瞬間、

「えいっ!」
「「うわぁっ!?」」

 眼前まで近づいたアイスはそのまま二人の顔にぶつかり目に入ったアイスを拭おうとする。

「行くよ、志摩子!!」

 そしてその隙に志摩子と手を引いてその場を駆け出す。男たちは突然のことで反応が遅れてしまう。

「待てよ、こらっ!」
「待てと言われて待つ馬鹿はいないさ」

 あらかじめ走り出す準備を伺っていた二人と、視界がロクに定まっていない状態で且つスタートの遅れた二人ではたとえ男と女の差があれど追いつくのは容易ではない。

「ったく、思ったよりしつこいな。ん、志摩子!あの建物に隠れるよ」
「は、はい」

 そこがどこなのかも確認せずに建物の中に入り扉を閉め、息を整える。

「おい、こっちへ来たんじゃないのか?」

 そしてその後入れ替わりのように男たちが建物の近くに来るが完全に見失っており、聖たちが建物の中にいることに気づいていなかった。

「の、はずなんだが思ったより逃げ足の速いやつらだな。それよりこの辺で終わりにしないか?いい加減ばててきたんだけど」
「やれやれ、本当に根性無しだな。まぁ確かにこの辺が潮時か、そろそろ稽古の時間だしな」
「ちょっと待ってくれよ、この後直ぐに稽古かよ?俺を殺す気か?」
「だったらサボるか?そんなことをしたら後で師範にどやされるどころじゃ済まないぞ」

 ぶつくさ文句を言いながら去って行く男たちの様子を受け、ようやく二人の肩の力が抜ける。

「はぁはぁはぁ、これで一安心かな」
「そ、そうですね」
「そう言えば慌ててここに駆け込んだけどここって………」

 周りを見渡せば正面に見えるは十字架、辺りには左右に長椅子と中央に通路、そして聖母マリアなどを描いたステンドグラスの数々………

「教会のようですね、ですが人気が無いですし神父様たちは外出中なのでしょうか?」
「多分ね」

(まさかよりにもよって教会に逃げ込むとはね。これもマリア様のお導きとでも言いたいのかしら)

 聖に教会という場所そのものにアレルギーがあるわけではない。むしろこの手の宗教絡みの建築物は聖にとって居心地のいい場である。だが宗教そのものは信じていないし、何よりことキリスト教だけは嫌悪感に近い感情を持っているので居心地が悪いのだ。

「あの、白薔薇さま。手が………」
「あ、ごめん」

 思い返せば走り出した時からずっと手を握ったままなのだ。慌てて手を離すがどこか名残惜しいのか、手を放したままの体制で止まってしまう。

(って、ちょっと待ってよ。我ながら何思春期の中学生みたいな反応しているんだか。志摩子まで顔を赤めないでよ)

「そ、そうだ。せっかくだからお祈りでもしようか。さしずめ連中からうまいこと巻くことができたことに感謝を、ってね」
「そうですね、それと突然の訪問もお詫びしないといけませんね」

 そして柄にも無く中央の十字架の前で両手を合わせお祈りをする。

(ったく、とんでもないデートよね。江利子とかが聞いたらもう一〜二波瀾あればいいのに、とか言いそうだね)

 そうして横目で志摩子を見た時だった。

「し………おり………」

 神に祈りを捧げる志摩子の姿がステンドグラスの光に反射して神々しさを醸し出し、その姿はかつての想い人を連想させられる。

「白薔薇さま?」

(違う、志摩子は栞とは別の存在だ。私は栞の全てを欲し、私の全てを与えようと願った。なぜなら私にとって栞は天使のようなもの、どうしても栞という名の天使に縋ってしまう。だけど志摩子は………)

 確かに共通点はいくつもある。実際志摩子と初めて会った時も既視感を覚え、思わず志摩子に根堀葉堀聞きかけたのだ。だが寸前のところで踏み止まることができた。その後も傍にいたものの同じ轍は踏まなかったし、何より栞の時のような相手に縋り付くほどの渇望感はなかった。

(むしろ志摩子は渇望感ではなく充足感、そこにいてくれるだけで何もいらない。多分似た者同士だから栞の時のように求める必要がないんだろうね)

 確かに最初は蓉子たちの茶番に対する意地もあっただろう、かつての轍を踏まないようにしていたのも事実だ。だがいつしか付かず離れずの距離が二人にとって一番自然体でいられる距離だということに薄々気づいていたのも紛れもない事実なのだ。

(まるで空気のような存在だね。そこにいることが当然でいないことなんて考えれない、それでいて必要以上に求めようとしない。だけど確かな存在………まるで私とお姉さまみたいだね。普段はロクに姉妹らしいことをしないくせに決して離れることがなかった。私がいつまでも妹を作らなかったことを申し訳なく思った事で一度別の妹を作るよう促したことはあったけど、それを除いたら私もお姉さまも一度も姉妹の縁を切ろうなんて考えなかった)

 そして気付く事ができた、『姉妹』の形は人それぞれであると。『姉妹』という言葉を意識するあまり蓉子や祥子のような関係を作らないといけないという先入観を持っていたことに。

「ねぇ志摩子、私の妹にならない?」

(多分志摩子とならきっと良い関係が築ける。蓉子や江利子とは違った形でもお互いを尊重し合える確かな関係が)

「私を妹に、ですか?」
「ええ、そうよ。それと勘違いしないでほしいのは何も他の人達のようなベタベタした関係を作りたいわけじゃない。束縛するつもりないし、あなたの好きなようにすればいい。なんだったら『白薔薇さま』を継がなくてもいい。ただし私の傍にいてほしい、志摩子と確かな絆を作りたいだけ」

 傍から見れば理不尽な物言いかもしれない。『束縛しない』と言いつつも『傍にいてほしい』と言っているのだから。だが志摩子は暫し悩んだ末、こう答えた。

「あなたの妹にしてください」

 そして聖と志摩子の紆余曲折されてきた思いが一つの結末を迎え、新たな物語の始まりを示すかのようにロザリオは聖から志摩子へと渡るのであった。

「じゃあ食べそびれたアイスでも食べに行こうか」
「はい」














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